窓に限らず建物は経年で劣化するものですが、対策次第では劣化が緩やかになったり、寿命が延びることに繋がります。窓の劣化対策の基本は定期的な状態のチェックで、傾きやがたつきが見られればその都度調整することが大事です。開閉を支える戸車は窓の重さを支えていることから、繰り返し開閉することで動きが悪くなり、やがて寿命を迎えて壊れます。いち早く劣化しやすい部分といっても過言ではなく、対策方法といっても負担を軽減する使い方に気をつける程度なので、壊れたら速やかに交換することをおすすめします。
消耗品と割り切れば納得できますし、確かに外して交換するのは手間ですが、部品そのものは決して高くないので、一度交換作業をしてやり方を覚えれば2回目以降は楽になります。窓の劣化は結露によるところも大きく、温度差が大きくて断熱性が低いガラスやサッシは、対策をしないとカビだらけになってしまいます。カビが生えるのは主にパッキンの部分で、サッシとそこにはめ込まれているガラスの隙間を埋めるゴム状のものです。当然ながら結露を想定して防カビ成分が含まれていますが、経年で少しずつ抜けていき、いずれは効果が失われます。
結露対策はその都度水滴を拭き取るのも1つの方法ですが、部屋をしっかりと暖めて温度差を小さくすることも有効です。窓の性能が低い場合は、ガラスを厚いものに交換したり、二重にするなどして性能を確保することが重要になってきます。窓の対策のことならこちら